コールセンターの業種と職種ってどこに分類されるの?を解説します

コールセンターで働くこと

コールセンターで働いていると、業種や職種を聞かれたときになんて答えたら良いか困りますよね。アンケートとか転職活動なんかで、「あなたが就労している業種をお選びください」などと聞かれるとなんて答えていいかわからなくなるときもあります。

業種欄や職種欄に「コールセンター」とか「オペレーター」などの項目があれば良いのですが、そういった項目がないことの方が多いです。かといって、その他欄に「コールセンター」と記載してもいいものか悩みます。

そもそも「業種ってなに?」「職種ってなに?」「業種と職種って何が違うの?」というのも分かりにくいですね。

今回は、コールセンターの業種・職種について解説していきます。

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業種と職種について

コールセンターの業種と職種をご説明する前に、そもそも業種とは?職種とは?なんのことでしょうか。

一般的に「業種」とは【業種一覧】

業種とは、その企業の事業の種類を指した項目のことです。自分の仕事が何をしているのかではなく、その会社が何をしているのか、です。

日本標準産業分類の大分類では、業種は以下の20種類に分かれています。

  • A 農業,林業
  • B 漁業
  • C 鉱業,採石業,砂利採取業
  • D 建設業
  • E 製造業
  • F 電気・ガス・熱供給・水道業
  • G 情報通信業
  • H 運輸業,郵便業
  • I 卸売業・小売業
  • J 金融業,保険業
  • K 不動産業,物品賃貸業
  • L 学術研究,専門・技術サービス業
  • M 宿泊業,飲食店
  • N 生活関連サービス業,娯楽業
  • O 教育学習支援業
  • P 医療,福祉
  • Q 複合サービス事業
  • R サービス業(他に分類されないもの)
  • S 公務(他に分類されるものを除く)
  • T 分類不能の産業

そこからさらに中分類・小分類に分かれます。

ハローワークでは上記の種類ですが、転職サイトなどでは上記以外の項目で分かれていることも多いです。

一般的に「職種」とは【職種一覧】

職種とは、個人の仕事内容を分類する項目です。その会社が何をしているのかではなく、自分が何をしているのか、です。

厚生労働省編職業分類を参照すると、以下の11種類に分類されています。

  • A 管理的職業
  • B 専門的・技術的職業
  • C 事務的職業
  • D 販売の職業
  • E サービスの職業
  • F 保安の職業
  • G 農林漁業の職業
  • H 生産工程の職業
  • I 輸送・機械運転の職業
  • J 建設・採掘の職業
  • K 運搬・清掃・包装等の職業

これは大分類で、さらに中分類・小分類(かなり多いです)に分かれます。ただ、これも転職サイトなどでは別の分類になっていることも多いです。

業種と職種の違い

業種とは、その企業が何をしているのか
職種とは、企業とは関係なく、あなたが何をしているのか
です。

たとえば、飲食店であれば、業種としては「M 宿泊業,飲食店」ですが、その飲食店の中で働いていても、店員さんなら「E サービスの職業」になり、裏方で事務作業をしているのであれば「C 事務的職業」になるでしょう。

厚生労働省の一覧はこちらですので、参考に見てみてください。

コールセンターの業種と職種

それでは、コールセンターでの業種と職種についてご説明していきます。

コールセンターの業種

コールセンターの業種は、その企業によって異なります。

業種とは、その企業の事業の種類ということを考えていきましょう。

例えば健康食品を扱っている企業のコールセンターであれば「小売業」、IT系の問い合わせコールセンターであれば「IT」になります。モノを販売しているのであれば「販売業」です。その企業の業種がそのままそのコールセンターの業種になります。

ちなみに、大分類「サービス業(他に分類されないもの)」に紐づく小分類の中には「コールセンター業」があります。

顧客サポートやクレーム対応といった顧客対応の窓口は「コールセンター業」に分類されることもあります。

コールセンター業は、2013年に新たな小分類として設けられた業種です。従来は大分類の「サービス業(他に分類されないもの)」に紐づく、細分類「他に分類されないその他の事業サービス業」に分類されていましたが、しかし、コールセンターの場合はどの事業所も一事業所あたりの従業員数が多く、細分類の中での構成比も増えてきたことから新設されました。

コールセンターの職種

コールセンターの職種は、インバウンド(受信)とアウトバウンド(発信)で変わってきます。

職種とは、企業とは関係なくあなたが何をしているのかです。

ですので、
インバウンド(受信)業務は事務的な業務となりますので、「事務職」となり、
アウトバウンド(発信)業務は、営業要素があることが多いので「営業職」となります。

ただ、これはあくまでも目安として考えておいてください。職種というのは結構あいまいなのです。

コールセンターの仕事を探すには

実際にコールセンターのお仕事はどうやって探すのがいいのでしょうか。

まず、コールセンターでどういうお仕事をしたいのかを大まかに考えましょう。大きく分けて二つあります。

コールセンターのお仕事は「インバウンド(受信)」と「アウトバウンド(発信)」です。

派遣やアルバイトのサイトでコールセンターのお仕事を探すときは、インバウンドであれば「オフィス・事務」、アウトバウンドであれば「営業」で探してみてもいいかもしれないですね。

探し方としては、「自分で探す」と「派遣会社に探してもらう」の二つがあります。どちらかというと「派遣会社に探してもらう」ほうが楽ですね。

派遣会社に一度登録をしてしまえば、あとは紹介を待つだけです。

コールセンターのお仕事の探し方は以下でも詳しく解説してますので、見てみてくださいね。

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