そのまま使える-コールセンターの朝礼ネタに困ったら使ってみて

話のネタ

コールセンターの管理者であれば、朝礼などでオペレーター全員の前で話す機会もあると思います。

朝礼には、事務的な周知事項はもちろんですが、オペレーターのモチベーションを上げたり・リラックスさせたり・気合を入れたりと、様々な役割が求められ、話す内容もかなり練りこまないと聞いているオペレーターには響かないことも多いです。

その時に苦労するのは、話のネタですね。

ここでは二つの朝礼のネタをご紹介いたします。そのまま読んでも伝わるように記載しておりますので、ぜひぜひ使ってみてください。

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朝礼ネタ:「困難」の話

「困難」

できれば避けて通りたいと思っている人も多いと思います。ただし、避けて通れないことが多いのも人生です。それでは、困難の有る人生と無い人生というのは、どういった人生でしょうか。

困難の有る・無しについて漢字を使って説明していきます。

※ホワイトボードなどに大きく書いて行うとより効果的です。

困難の無い人生

まずは、困難の無い人生についてお話します。

困「難」の「無」い人生は「無難」人生です。

無難とは、以下の意味です。

危険のないこと。また、まちがいのないこと。また、そのさま。無事。
欠点のないこと。特にすぐれているわけではないが、格別の欠点も見当たらないこと。また、そのさま。

こういった人生も良いかもしれませんね。

こういった人生がいい、という人もいると思いますし、否定をするつもりもありません。

困難の有る人生

それでは、困「難」の「有」る人生は、どういったものでしょうか 。

それは、「有難」い(ありがたい)人生です。

どういうことでしょうか。

困難というのは、人を成長させます。もちろん困難の最中にいる人はとてもつらいでしょう。「こんな出来事なんで自分に起きたんだ!」「私は本当についてない!」と思う人もいるでしょう。

それでも、その困難は自分を成長させてくれます。上手くいっても上手くいかなくてもそれが経験となり、一回り自分が大きくなります。

今の自分はどうでしょう

今皆さんも同じトークを繰り返して、成約よりも圧倒的に断られることが多くて、管理者の人達にも怒られて、毎日の業務が辛いと思っている人がいるかもしれません。

ただ、それを1年後・3年後・5年後、今を見返してみてください。

「営業」というスキルは、どこに行っても必ず役立ちます。
「話す」というスキルは、仕事・プライベート問わず必ず必要です。
「日本語」というスキルは、日本にいる限り必ず使います。

今は辛いかもしれませんが、今皆さんが習得しているスキルは後々必ず自分のスキルとして自分の人生をより豊かにしてくれます。

誰かに自分の主張を伝えるときに、「営業」というスキルが自分を優位にするでしょう。
誰かと「話す」ときは、言葉遣いや話し方やマナーが役立つでしょう。
より多くの正しい「日本語」はそれだけで自分の価値を上げてくれます。
「あのときにこの会社で学んだことはとても素晴らしいことだったんだ」と有難いと感じることでしょう。

だからこそ、今の業務に集中して取り組めば、自然と自分を高めることになります。目の前の業務だけではありません。それ以外でも自分を高めることができる業務だと思います。

日々一生懸命自分を成長させていきましょう!

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朝礼ネタ:「じんざい」の話

「人材」や「人財」という漢字は良く目にしますね。

「人材」とは以下の意味です。

才能があり、役に立つ人物。すなわち社会に貢献する個人のこと。

ただそれ以外にも「じんざい」と書く(書ける?)漢字はあります。それをご紹介いたします。

4つの「じんざい」

「じんざい」には4つの漢字があります。

  • 人財
  • 人材
  • 人在
  • 人罪

実際は「人材」以外は当て字ですが、それぞれはどういう意味でしょうか。漢字を見ながらご説明いたします。

人財(じんざい)

会社にとっての財産で有るかの人物を表すように使いますね。

人を宝と考えたり、人を会社の資産として認識している経営者は多くいますし、実際に会社の利益を作り出すのはそこで働ている人間ですので、こういった表現をします。

会社から本当にこのように思われるようになりたいですね。

人材(じんざい)

会社が、これからどう活かそうかと考える人です。

これからいくらでも成長し、可能性ある人間という印象です。実績はないが期待できる人というようなニュアンスです。

新卒など、実績はないけど今後の成長が大いに期待できるような人のことですね。

人在(じんざい)

存在するだけの人です。

今以上の期待も出来ず、今後の成長も期待できず、居ても居なくても利益にも害にもならない人です。

ただ、居るだけの人。

人罪(じんざい)

いるだけで罪になる人です。

会社としてクビにもできず、お荷物・給料泥棒、などの人です。

こうは思われたくないですね。

皆さんはどの「じんざい」?

今、皆さんはどう思われたでしょうか。

私たち管理者にとっては皆さんが「人材」です。皆さんが今後大いに成長できると思っております。今、トップセールスの人も、これからさらに成長できると考えています。今、あまり成約率が良くない人も、これは私たちの指導力不足もありますが、今後絶対に取れるようになります。

ですので、自分に驕れることなく・自分を卑下することなく、日々全員で成長していきましょう!

  朝礼ネタ②はこちら

  朝礼ネタ③はこちら

  朝礼ネタ④はこちら

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2:6:2の法則 ※管理者だけが知っていれば良いこと

4つの「じんざい」についてお話しましたが、管理者として理解しておいた方が良いのは、「2:6:2の法則」です。組織の中の人は、2:6:2の割合に分かれるというものです。

  • 2:仕事できる人
  • 6:普通の人
  • 2:仕事できない人

どのような企業でもこのように分かれます。仮に下の2が全員退職しても、残りのなかで2:6:2の割合がまた作られるというものです。ですので「人罪」(下の2)が存在するのはどうしても仕方ないことなのです。

管理者はそういったことを理解しておくと、その人たちに対してストレスが少なくなります。

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