マイナス評価をプラス評価の言葉に言い換えよう

言葉

あまり良い印象を受けない言葉でも言い方次第でとても素晴らしい評価に変えることができます。

人を良く評価するということは、自分の評価も上がります。
人の短所も見方によっては長所となります。

人を怒らせかねない形容の言葉をうまく言い換え、悪口になりかねない言葉を歓迎させる言葉にどう言い換えるかをみていきましょう。

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性格についての評価を言い換える

要領が悪い → 正直すぎる

何事も要領が良い人から見ると、要領が悪い人の行動は理解しがたいこともあります。
ただ、それをストレートに言ってしまうと、相手も自分なりに一生懸命やっている手前、立つ瀬がなくなってしまいます。

相手が一生懸命やっているのであれば「正直すぎる」と言い換えるだけで、相手に対しての思いやりが感じられます。

おとなしい → 協調性が高い

「おとなしい人」とは「積極性がない」「存在感が薄い」「気弱」というニュアンスを含むことがあります。

そういった人は、自分を抑え周りに合わせて動くことができるため「もの静かで、協調性が高い人です」と表現することができます。

優柔不断 → 思慮深い

優柔不断な人は異性受けが悪かったり、同性同士でもイライラさせられることがあるかもしれません。

ただ、優柔不断なため、考える時間が増えるとより良いアイデアが生まれたり、即決しなかったことで強引な結論を避けることができたりと、よい面もあります。

その点に着目すると「思慮深い」と言い換えることもできますね。

平凡 → 手堅い

取り立てて褒めるところがない、ごく平凡な人に対しては「手堅い」という言葉が良いでしょう。

「●●さんのレポートは手堅くまとまってましたね」など言い換えれば誉め言葉として受け取られます。

頑固 → 意思が固い

一人だけ反対して譲らない人も一人くらいはいるものです。

「頑固だね」というのは「わからず屋」と言っているようで、まずます気持ちを頑なにしてしまう可能性があります。

「意思が固いですね」といえば「頑固だね」というより柔らかい表現となり、少しは気持ちを傾けてくれるかもしれません。

気が小さい → 謙虚

自分の評判や評価を気にしたり、失敗を恐れて行動がなかなか伴わない人は「気が小さい」と言われがちです。

ただ、人の評価を気にしたり失敗を恐れるのも、過剰な自信を持たない「謙虚さ」の表れでもあります。
「謙虚な性格」と言い換えたいですね。

行動についての表現を言い換える

諦めが悪い → くじけない

何度失敗しても挑戦し続ける、これはとても素晴らしいことです。

これを「諦めが悪い」と言ってしまうと悪口になりますが、「くじけない」と言い換えることで評価している表現となります。

「●●さんの失敗してもくじけない姿勢は、いつも勇気づけられます」と言うと喜んでくれるでしょう。

新しいことにチャレンジしない → 堅実・確実

「チャレンジ精神がない人」という表現は、「退屈でつまらない人」を想像してしまいますが、これを「堅実な人」と言い換えると良い印象になります。

「●●さんの考え方はいつも堅実ですね」「確実は方法ですね」などと使うとよいでしょう。

細かいことを気にする → 几帳面

些細なことを気にしすぎる人に「細かい性格ですね」と言うと、マイナスなイメージとして受け取られがちです。

「几帳面」と表現し、「細かい点まで気づいて、几帳面なんですね」と言い換えるとポジティブな印象となります。

遠慮がない → 堂々としている

何かを進められて遠慮せずにすぐに受け取る人は、「少しは遠慮しなよ」と思われるかもしれません。

ただ、それを自分自身の価値観がしっかりとしているからこそできる行動であるため、「堂々としていますね」と言い換えることができます。

八方美人 → 誰とでも仲良くなれる

「八方美人」とは「誰とでも調整を合わせる人」という意味で、あまり良い印象はなく、誉め言葉として受け取る人は少ないでしょう。

ただし、これを「誰とでも仲良くできる」と形容すればコミュニケーション能力の高い人、という表現となります。

人をプラスで評価すると自分も評価される

「陰口」の反対語で「陽口(ひなたぐち)」というものがあります。
※これは最近ネットで広まった造語だそうです。

「陽口」とは本人がその人のいないところで、その人のよいところ、素晴らしさについて話す事です。

こういったことを自分の知らないところで言われているのを知ったら、その人に対する印象はガラッと変わりますよね。

良いところをみつけるのも上司の役割ですし、誰からでも学ぶことはできるはずです。

良い言葉を使って、その人の魅力を見つけていきましょう。

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