人間誰でも、何をやっても・どうやっても上手くいかない時期があります。
何をやっても裏目に出て、周りの全員が敵なんじゃないかと思ってしまったり、上手くいっている人をねたんだり、そういう時期は必ずあります。
それを乗り越えればさらなる成長が待っていますので、くじけずに頑張るしかありません。
特に成果が求められるコールセンターでも、そういった時期に突入してしまったときに、私が実践して乗り切った方法をご紹介していきます。
コールセンターで上手くいかない時にやってみること
マニュアルに忠実にやってみる
自分なりのトークを一度見直して、初心に戻るつもりでトークスクリプトに忠実にトークしていきましょう。
トークスクリプトは、そのコールセンターの今までのノウハウが詰まっています。これ通りにやれば結果が出る!と作られたものです。
自分なりのやり方で思うように結果が出ていないときは、一度マニュアルに戻ってやってみましょう。そうすると忘れていたことに気付くことができ、新たな発見ができますよ。
笑声を意識する
話し方次第で相手の反応は変わってきます。声しか伝えることができないコールセンターは「笑声」は一番の武器です。
上手くいかないときは気分も落ち込み、それが声に出てしまいます。それが相手に伝わり、悪い印象を与えてしまいます。
まずは無理やりにでも口角を上げて、笑顔で話すようにしていけば相手の反応も変わってきます。
「笑声」についてはこちらに書いてあります。
行動量を増やす
とにかく行動しましょう。
発信業務であれば誰よりもコールする、受信業務であれば誰よりも早く取る、ひたすら行動をしましょう。
頭で考えいるだけでは何も変わりません。上手くいかないからと言って行動をやめてしまっては結果は変わりません。結果は行動の後についてくるものです。
1件完了したら、そのコールで何が悪かったかを考え次のコールで修正していきます。この繰り返しです。
コールセンターの良いところは、修正ポイントを次のコールですぐに試すことができる点です。1件1件PDCAを繰り返していくことが、調子を取り戻すと同時に上達するコツです。
考えてから行動するのではなく、行動しながら考えていくのです。そのためには行動量を増やしていきましょう。
自分の音声を聞く
客観的に自分の録音されたトークを聞いてみましょう。
トークしているときは「これが最高!」と思ってトークしているはずですが、上手くいかないときは、その感覚が少しずれているときです。自分では良いと思って行っているトークも、客観的に見直してみると気付きがたくさんあります。
微妙な間の取り方、トークのスピード、抑揚の付け方、リアクション、切り返しトーク、などなど・・・。
客観的に自分のトークを聞くことは本当にたくさんのことを気付かせてくれます。自分のことを客観的に確認できるのもコールセンターの良いところです。
また、上手くいかないときのトークだけでなく、上手くいっていたときのトークと比べてみることも良いでしょう。
失敗を反省するのは当然ですが、上手くいった理由を明確にしておき、それをいつでも引き出せることができれば、常に調子のよいペースで業務ができるわけです。
誰かに相談する
上手くいかないときは、自分一人で悩まずに誰かに素直に相談してみましょう。
管理者や上司であれば、そんなあなたを気にかけているはずです。本当は自分から声を掛けてあげたいにもかかわらず、あなたが一人で一生懸命困難を乗り切ろうとしている姿を、見守ってあげているのかもしれません。もしかしたら相談しに来るのを待っているかもしれません。
あなたはコールセンターの中では一人ではありません。頼れる仲間が周りにはたくさんいます。
素直に誰かに相談することで・自分の悩みを口に出すことで、心も軽くなりますし、良いアドバイスをもらうことができるはずです。
「あおいくま」を心に刻んで仕事をしよう
「あおいくま」という言葉は知ってますか?
「あおいくま」とは、以下の5つの言葉の頭文字をとったものです。
- 「あ」 あせるな
- 「お」 おこるな
- 「い」 いばるな
- 「く」 くさるな
- 「ま」 まけるな
上手くいかなくても焦らない、
上手くいかなくてもイライラしない、
上手くいかなくても周りにあたらない、
上手くいかなくても腐らない、
上手くいかなくても負けない。
モノマネ芸人のコロッケさんは、お母さんからこの言葉を言い聞かされ、辛いときはいつもこの言葉を思い出して前向きに頑張っていたそうです。
「あおいくま」を心に留めて、気持ちが途切れそうなときは思いだし、上手くいかない時期を乗り切っていきましょう。
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