誰かと話をするときは、自分の話ばかりしていたら相手もうんざりしてしまいます。
少しはわき道にそれて雑談をすることで相手との距離を縮めることが必要です。それによって相手と仲良くなり、信頼関係を築くことができます。
でも、雑談って苦手なんだよね・・・
どうやったらいいの・・・?
こういう人って多いんじゃないでしょうか。
ここでは、雑談力を上げるために意識すべき10個のコツをご紹介いたします。
お仕事だけでなくプライベートでも使えますので、ぜひご覧になってくださいね!
雑談力をつける雑談十か条
雑談をするときの心がけとしてコツは10個あります。これを意識すれば雑談力は格段に上がってきます。
共通点を見つける
相手との共通点があるとその話題で一気に仲良くなれます。
えっ!●●さんもそれ好きなんですかぁ!私も大好きなんです~
こんなこと言われたらテンション上がりますよね!
実際はそれほど好きではなくても、相手に合わせて多少オーバーリアクションとっても良いですね。
一番無難なのは天気の話です。
こちらは大雨ですが、そちらは大丈夫ですか?
最近暑い日が続きますが、体調崩されてないですか?
地震がありましたが、そちらは大丈夫でしたか?
このように話していけば相手もリアクションしてくれてコミュニケーションが取れます。コミュニケーションが取れれば取れるほど仲良くなって、信頼関係も築けていきます。
自分のことを話す
自分のことを話すことで、自分という人間を知ってもらうことができます。
特に仕事以外での自分のことを知ってもらうと、ビジネス以外での関係性を作ることができるので、より仲良くなることができますね。
私も実はこの仕事やるまでは知らなかったですよ。以前は●●をしていたので、この業界入って初めてびっくりしたんですよね。
それ、私も好きです。私はよく●●して食べてますよ。
仕事以外の自分を知ってもらうことで距離感が縮まってきます。それには自分のことを話してみましょう。
褒める
褒められて嫌な気持ちになる人はいません。お世辞と分かっていても嬉しいものです。
それはお子さん嬉しかったんじゃないですか?
ご主人様は幸せ者ですね。
また、電話では外見を褒めることができませんので、声を褒めるといいかもしれませんね。
(高齢の女性に)
お声はかなりお若く聞こえますよ。
褒めるところがないことはありません。その人のことをしっかりと見ていれば必ず褒めどころはあります。褒めましょう!
名前を呼ぶ
仕事であれば「お客様」ではなくて「●●様」。プライベートであれば「ねぇ」「あの~」ではなく「●●さん」「●●くん」。
これだけで距離が縮まってきます。
初対面の人も積極的に名前で呼び掛けてあげると良い印象を与えることができます。
朝の挨拶なら「おはよう!」ではなく、「●●さん、おはよう!」ということで、
- ●●さんに話しかけてるよ!
- ●●さんの存在を認識しているよ!
- ●●さんのことを認めているよ!
このような気持ちを無意識に伝えることができます。
オウム返しをする
オウム返しとは、
相手がいった言葉をそのまま返事として使うトークテクニック。
会話中のオウム返しの使い方は、相手の言葉の最後の部分を切り取って、使われることが多い。
オウム返しをすると、「ちゃんと聞いてくれているな」はもちろんですが「ちゃんと理解してもらえているな」と感じてもらえますのでより信頼感が増します。
うちは子供が多くて主人も留守がちだから大変なのよ
そうなんですね
これはをオウム返しすると、こうなります。
うちは子供が多くて主人も留守がちだから大変なのよ
お子さんが多くて、ご主人様も留守がちなら大変ですよね。
こうすることで、「しっかりと聞いてくれている」と思わせることができます。
否定をしない(YES BUT法)
誰でも否定されると嫌な気持ちになるものです。
嫌な気持ちになると会話も弾みません。
まずは「そうですよね~」と返してあげて、それを否定する必要があれば「ただ~」と続けましょう。
↓こちらを参考にしてみてください!
笑う
不機嫌そうなお客様ってこちらも話しにくいですよね。
それは相手も同じです。
こちらが無表情な声や不機嫌な声だったら相手も「この人とは話しにくいな~」と思われてしまいます。
なので、とにかく笑顔で話しましょう。
こちらが笑顔だと相手もつられて笑顔になってきます。
そうすれば良い雰囲気の中で会話ができて、お互いより良いコミュニケーションをとることができます。
相手が笑ったらこちらも笑う、
相手が(つまらなくても)ジョークを言ったら大げさに笑う、
常に口角上げて笑顔で会話していきましょう。
聞き上手になる
「聞き上手は話し上手」という言葉もある通り、「聞くこと」は「話すこと」と同じかそれ以上に重要なスキルです。
人間は(特に女性は)自分の話をしたがるものです。
ですので、自分の話をしっかりと聞いてくれる人には好感を持ちます。
相手が話していれば必ず最後まで聞きましょう。
途中で話を遮ったり、語尾にかぶせて話してしまったりすることはNGです。
また、最後まで聞いても、相手の話に興味を示さずにすぐに自分の話(商品の説明など)をしてしまってもNGです。
相手の話の節々に相槌を入れて、しっかりとリアクションを取って聞くことができればこちらが話さなくても勝手に話してくれるので、雑談をするのはとても楽になります。
相槌についてはこれも参考にしてみてくださいね。
相手のことに興味を持つ
一部分でも良いので、興味を持ってみましょう。
そしてそれを掘り下げていけば自然と会話は弾んでいきます。
- 少しでも自分の知らないところを持っている
- 少しでも尊敬できるところを持っている
- 少しでも自分にとって有益なところを持っている。
「少しでも」という部分を掘り下げていけば自然と興味は沸いてきますね。
相手のことを好きになる
これが一番大事です。
話している相手を好きになるのです。
好きな人であれば、相手のことをもっともっと知りたいと思ってキラキラした目と声で質問をしてしまうものです。もちろん自然と笑顔で話しかけてしまいます。
好きな人の話なら、何時間でもにこにこしながら聞いていることができますし、ずっと声を聴いていたいと思うはずです。
どんな人でも良いところは必ずあります。
マイナス面ばかりに気を取られていては相手のことを好きになることはできません。
少しでもいいなと思う部分があるのならば、とことんそれを好きになりましょう。
そうすればきっとその人のことを好きになることができるはずです。
実践すれば雑談力アップ
雑談が苦手な人もいると思いますし、天然で話が止まらない人もいます。
- 共通点を見つける
- 自分のことを話す
- 褒める
- 名前を呼ぶ
- オウム返しをする
- 否定をしない(YES BUT法)
- 笑う
- 聞き上手になる
- 相手のことに興味を持つ
- 相手のことを好きになる
この10個を意識しながら話すことで会話は進んでいきます。
いきなり全部は難しいかもしれませんので、まずは「共通点を見つける」「自分のこと話す」「名前を呼ぶ」の3つを意識してみてください。
きっと相手の反応も変わってきて、会話も広がってきますよ。
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