分からなくても流してしまいがちなカタカナ語を覚えてしまおう

言葉

最近はカタカナ語がとても多くて、ついていくのもやっとです。特に中途採用で入社しても新しい組織では今まで使っていない言葉もたくさん使われているので、一苦労です。

今回は「よく使われるカタカナ語」と「ビジネスでのカタカナ語」をご紹介します。

読むだけではなかなか身につかないので、実際に人前で使うと覚えもよくなります。

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よく使われるカタカナ語

リテラシー

読み書きの能力やある分野についての知識や能力のことです。

「情報リテラシー」や「メディアリテラシー」などのようにそれを使いこなす力という意味合いで使われることが多いです。

パソコンやオフィスを使いこなす「ITリテラシー」のレベルが高いとコールセンターでは一目置かれます。

ルーチン・ルーティン

決まり切った手続きや手順や仕事のことです。

毎日の日報や業務報告など、いつも同じ作業の繰り返しといった退屈なイメージがあるかもしれませんが、ルーチン業務をしっかりと行うことは、とても重要で特に「ルーチンなのにしっかりやっているな!」と上司の目に留まることも多いです。

疎かになりがちなことを一つ上のレベルで行うことは、他者との差別化になります。

ソリューション

英語の直訳では「解決(策)、解明、解答」です。

問題の解決という意味で、「ソリューションの提案」などと使われます。

単に質問に回答するのではなく、問題を解決するということが目的となります。

アジェンダ

計画、予定表、行動日程という意味です。

会議や打ち合わせで「今日のアジェンダはこれです」と初めに見せられたりします。

時間や手順など、いつまでに何をする・その次に何をする、などと言った具体性を持ったものでないとアジェンダにはなりません。

コミット

関係すること、関わりあうことという意味です。

特に深くかかわりを持つというイメージです。

「確約する」という意味合いで求められることも多いですが、「成果についてコミットする」といえば「成果について深くかかわるけれど責任は持てない」というニュアンスがあります。

「コミットメント」という名詞なら公約という意味になります。

キャッチー

人に受けそうである様子、人気になりやすい様子、です。

人を引き付ける言葉やフレーズ、万人受けするものを言います。

「キャッチーなメロディー」「この広告はキャッチーだ」などと使います。

キャパシティ

収容能力、受容力という意味です。

物事を受け入れる能力や処理する能力です。

「キャパ」と省略されたりします。

「キャパオーバー」とは処理・収容能力を超えていることです。

ビジネスのカタカナ語

フレキシブル

融通のきく、柔軟性のあるという意味です。

「フレキシブルに対応する」とは「柔軟に対応する」という意味です。

「臨機応変」や「変化に対応する」などというニュアンスですね。

ニッチ

すきま、大企業が進出しない小規模な分野のことです。

「ニッチな市場」は隙間産業とも言い、中小企業が得意な分野です。

企業するならこういった分野なら大企業と競合しないですね。

アウトソーシング

業務の一部を他企業に請け負わせることや外部委託のことです。

外部の専門的な人に依頼したほうが、自社で人を雇うよりもコストを抑えられることがあります。

「この部門はアウトソーシングしたほうがいい」などと、部署存続させるよりアウトソーシングしたほうが効率化が図れることもあります。

外部委託するコールセンターもアウトソーシングの一つですね。

スキーム

計画、案、図式という意味です。

スキームと言う言葉は、単純に企画や計画よりも全体的な図式が決まっている状況のときに使います。

漠然としている叩き台ではなく、全体的な構成を練りこんでおく必要があります。

サマリー

要約、概略のことです。

会議資料などで概略を1枚にまとめたり、要旨を簡潔にまとめたものです。

文章だけでなく、表やグラフを使って分かりやすくする方が良いでしょう。

サマリーの出来栄えで、その人の資料の理解度や表現力がわかります。

セグメント

分割することや区分、部分という意味です。

「顧客をセグメントする」は、 性別や年代・地域などある定義ごとで分割することです。

その区分ごとに分析して、その区分ごとの戦略を立てたりします。

リソース

資源、資産ということです。

「最大のリソースは人です」などと言います。

元々は資源や資産など有形のものですが、最近では無形のものや能力・人脈にも使います。

コンプライアンス

法令順守、法令や規則を守ることと言います。

組織が主体となって、社会規範や企業倫理まで含めた意味合いがあります。

「コンプライアンスを確保します」など、特に最近よく聞きます。

カタカナ語は使い方まで覚えよう

カタカナ語を多用するのは正直言って分かりにくいと思います。

でも、ビジネスでは一般的になっているのであればそれに従うことが一般的なのでしょうね。

今後もたくさんの新しいカタカナ語が生まれてきます。

その都度自分の言葉をアップデートしていく必要がありますね。

インプットしただけではなかなか定着しませんので、覚えたら即アウトプットすることが定着の近道です。

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