知らず知らずのうちに相手を不快にさせてしまう言い方

言葉

ちょっとしたものの言い方で相手を不快にさせてしまったり、相手が機嫌悪くなった原因が自分にわからないとき、それは知らず知らずのうちに相手をムッとさせてしまう言い方をしているかもしれません。

もし「自分はそんなことない!」という方がいれば、それはそれで問題ないと思いますが、以下の言い方をするのは少し控えた方が良いかもしれません。

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相手をムッとさせてしまう言い方

「そんなことは言った覚えはない」

自分では言った覚えがなくても相手が「そう言った!」と主張している場合などあると思います。

ムキになって「そんなこと言ってない!」と反論するのは信頼を失うかもしれません。

自分の言葉を誤解して受け取ってしまった可能性もあり、勘違いさせた言い方をした自分にも問題があったかもしれません。

「言い方が悪かったかもしれない」と一歩引いた態度を示していきたいですね。

「そんなこと言ったら人に笑われるよ」

相手が間違ったことを言ってしまっても、相手がそのことを知らずに言ってしまっても「笑われるよ?」といった指摘はNGです。

「あなたはもの知らずですね」「常識がないんじゃないの?」と同じ意味になります。

同時に「自分はあなたより常識がある」といった嫌味に聞こえます。

「たしか、○○じゃなかったっけ?」と遠回しに指摘するのがよいでしょう。

「恥ずかしいと思わない?」

仮にマナーに反したことや失敗したことに対して「恥」という言い方は避けましょう。

「恥」の定義は人それぞれです。

自分の価値観で「あなたの言動は恥ずかしい」と決めつけてしまうのは相手の反発を招くだけです。

「みんなそう言ってるよ」

人への忠告で、自分の意見だけではなく「みんなの意見」として伝えるのは大人の対応ではありません。

「みんな」とは誰を指すのかという具体性がありませんし、「全員に悪く思われているのではないか」と傷ついてしまうかもしれません。

「みんな」ではなく「自分はこう思う」と自分の意見として伝えていきましょう。

「参考になりました」

口にした人は本当に感謝の気持ちを述べていることが多いです。

ただ「参考」というのは助けや手掛かりのことです。

言われた側は「参考程度にしかならなかったのか・・・」と気分を害することもあります。

本当に参考になったときは「大変勉強になりました」と伝えましょう。

「だから言ったじゃないか」

「自分は常に正しい」と思いこんでいる人が使いがちな言葉です。

「俺の言うとおりにしないから」「俺のことを無視して行動したからだ」という気持ちの表れから出る言葉です。

また、失敗した過去に対して言うことであって、自分のアドバイスに背いて行動して成功した場合には何も言わない人が多いです。

器の大きい人は口にしない言葉です。

嫌な感じの前置き

「言い訳じゃないけど」

子供っぽく聞こえてしまう前置きです。

「言い訳じゃない」と言いながら出てくる言葉は全て言い訳に聞こえてしまいます。

むしろ「言い訳をさせていただくと」と前置きして事情を説明したほうが受け入れてくれやすくなります。

「私の独断と偏見ですが」

この言葉は言う必要がありません。

「私の独断と偏見ですが」と始まった時点で「あなたの感想なんだね」「勝手な意見は聞きたくないよ」となってしまいます。

単刀直入に 「私の意見は」と話す方が相手は真剣に耳を傾けてくれます。

「悪い話じゃないと思うんだけど」

かえって怪しまれる言い方です。

今の時代、こういった上手いく聞こえる話はたくさんあります。

たいていの人は「詐欺っぽいな」と思って聞いてしまいます。

「喧嘩を売るわけじゃないけど」

この後はケンカ腰にでの発言が続きます。

こう前置きする時点で相当頭にきているものです。

言葉とは逆に心の中身が透けて見える言葉です。

本当はこんなこと言いたくないけど」

「本当は言いたくないことをあなたは言わせてしまった」と、相手を責めていることになります。

相手は不快に思い、その後のアドバイスも耳に入ってこないでしょう。

もっとストレートに伝えた方がよいでしょう。

嫌われてしまう言い方のまとめ

自分ではそういうつもりではないのに、相手を不快な思いにしてしまう言い方ばかりです。
自分に言われたらどのように感じるでしょうか。

無意識のうちに使っているのであれば少し控えてみましょう。

周りの反応も少しずつ変わってくるかもしれません。

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